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「朱鞠内湖」の検索結果21件

  • 2022年11月22日

イペサク、釣れた!

“何者であれ、アイヌでは狩漁が不得手だったり獲物が少なかったりする人のことを、「イペサク」という。” かの有名な「オーパ!」の冒頭文を盛大に模倣してみたわけですが、あなたは誰よりも念入りに釣りの準備をしたり道具にこだわって吟味したりしているにも関わらず、釣果が […]

  • 2022年10月30日

宗谷にみる夢。

いつかやろう。いつか行こう。 いつかが永遠にならないうちに。 そうして、それが永遠に叶わなくなるのは別に珍しいことでもない。 人生の予期しないタイミングで無常にも突如として眼前の機会は掌から滑り落ちてゆく。 僕もまた最近、ひとつの「いつか」を永遠へと変貌させて […]

  • 2022年8月31日

The Garden of Majestic Life

鳴く虫の趨勢が、セミたちから秋の虫へと移ろいつつある季節の短い狭間、僕は都内にある小さなバルコニーにいた。 ここは、Fさんがその人生の多くを過ごしてきた、自宅マンションの一角だ。観葉植物に囲まれ、片隅には見事な木彫りのブラックバスが鎮座している。 サイドテーブ […]

  • 2022年7月8日

阿寒湖の魚雷。

コイは日本全国に分布している一般的な淡水魚です。 古来から日本人の生活と関わりがあり、観賞用の錦鯉や鯉のぼりとして親しまれたほか、貴重な食用魚でもありました。 私の学生時代の友人が浜松の出身だったのですが、祝事でダム湖で養殖したコイを食べる習慣があるらしく、彼 […]

  • 2022年6月30日

朱鞠内湖でもっともイトウを釣ったルアー|シュガーミノーSG

Hucho 結局、みんなは朱鞠内湖でどんなルアーを使っているの?? 私が朱鞠内湖で使用しているルアーのなかで、もっとも安定して釣果を運んできてくれたものがあります。 バスデイ社のシュガーミノーSGという有名なミノーのフローティングタイプです。 このシュガーミノ […]

  • 2022年5月25日

朱鞠内湖で婚姻色のイトウを釣ること

イトウは在来の日本産サケ科魚類のなかでは唯一、春に産卵をおこなうことで知られている。 春の訪れがまだ先に感じられる北の大地で雪解けが始まる頃。 朱鞠内湖のイトウたちは生まれ育った流入河川の源流域へ遡上し、生命を繋ぐために自らの存在意義をかけた繁殖という一大事業 […]

  • 2022年5月24日

釣り人をダメにする椅子。

もう何年も前のことになりますが、「人間をダメにするソファ」や「人をダメにするクッション」なる俗称の商品が、北海道の某家具メーカーや某無印系ファブリックブランドなどから発売されており、一時期は人気を博していたと思います。 一度座ると立ち上がれない快適性を謳ってそ […]

  • 2022年5月23日

三人目のUGUI KILLER

過去に二人のUGUI KILLERと呼ばれた釣師たちがいる。 ウグイという魚に対する釣師たちの認識を紐解いていると、アイザック・ウォルトンの名著『釣魚大全』のなかで、一つの章が割かれていたことを思い出した。 その冒頭では、“鯎(うぐい)はうまく料理すればおいし […]

  • 2022年5月22日

アームチェア・フィッシャーからの脱却。

僕が勤め先の業績不振により釣りに行けなくなってから、早くも三年目を迎えた今年の四月。 また今年も、春の朱鞠内にイトウを釣りに行くことは叶わないのかもしれない。 でも、我慢はいい加減もう限界だ。 そんな悶々とした日々が長く続いていた。 なかでも今春に北海道へ遠征 […]

  • 2022年1月18日

紋別の千里眼。

釣りというものはスポーツなどの競技とは違って、個人の技術が直接結果に結びつくとは限りません。 そこには運や勘や根気といった要素が大きく関わってくると思います。 最新鋭の精密誘導弾の如く狙った場所へ正確無比なキャスティングができたとしても、そのポイントに魚がいる […]