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釣り

  • 2021年12月12日

Dailysaury,but can’t go fishing.

「毎日サンマを食べてお金をためて(釣りに)行きなさい。」 これは開高健が残した有名な言葉であります。   「安いサンマを毎日食べて節約してでも、アラスカへ一生の思い出となるような魚と出逢いに釣り行く価値がある。その思い出は何千回と蘇るのだから。」とい […]

  • 2021年10月27日

釣れない才能。

あなたの周囲には何処へ行っても何を試しても、なかなか魚が釣れない人がいるでしょうか。   時間とお金をかけて遠征に出掛けていっても、手間暇かけて苦労して工夫を凝らしても釣果に恵まれることが少ない、釣れない才能とでも呼ぶべき何かお持ちの方が世の釣師の中 […]

  • 2021年10月3日

アームチェア・フィッシャーマン

釣りに行かず書斎に籠り、釣りの本ばかり読んでいる状態の釣り人を、アームチェア・フィッシャーマンと呼ぶそうです。 肘掛け椅子に深く腰掛けて、読書に耽る様子が目に浮かぶ秀逸な表現ですね。 まるで、雨の日の釣師のような。 そんな大それたものではありませんが、これは近 […]

  • 2021年10月2日

釣り人の趣味、萬物蒐集の理。

釣りをされる方のなかには、気がつくと部屋の中が魚を表したものであふれている、という経験があるかもしれません。 釣師というのは不思議な生き物で、ガラス、陶器、金属、木彫、樹脂、布地、その他ありとあらゆる材質で、魚を表徴したものなら片っ端から蒐集するという習性があ […]

  • 2021年8月1日

トラウトの産卵期

みなさんはトラウトの産卵期というと、どの季節を思い浮かべるでしょうか。 同じサケ科魚類のシロザケが、秋に生まれた母川へ一斉に遡上してくる姿を連想する方もいらっしゃるかもしれません。 魚類の産卵期は非常に多様であり、四季を通して様々な魚種が産卵をおこないます。 […]

  • 2021年7月25日

秘境タマゾン川

大学時代には研究室でのフィールドワークの一環として、近隣を流れる二級河川の魚類調査に勤しんでいたことがある。 ウェーダーを履いてタモ網で魚を捕るのだが、その仕草から俗に言う「ガサガサ」と称されるものだ。 あるときそんな趣味が高じて、先輩や同期達と連れ立って放課 […]

  • 2021年7月15日

朱鞠内湖におけるイトウのルアーフィッシング―おすすめ実績ルアーBEST7を紹介―

朱鞠内湖でイトウのルアーフィッシングに挑戦してみたいという方の中には、ルアー選びで悩まれる人も多いのではないでしょうか。 膨大な数のルアーの中から、これぞというものを見極めるのは難しいですよね。 私も過去には同じことで試行錯誤した経験があり、最初の一匹と巡り合 […]

  • 2021年7月10日

釣りと経済的自由の関係性。

釣りに限らずキャンプ・登山・アウトドア系スポーツといったいわゆる「外遊び」は、何かと時間とお金のかかる趣味かと思います。 道具や装備を揃え、自然のある場所へある程度まとまった日数で出掛けるのですから、交通費や宿泊費もそれなりに必要でしょう。 私の弟は長らく無趣 […]

  • 2021年7月5日

沖縄の妙技スルルー釣り

世界には数多の釣りがあり、原始的なものから最新の道具を駆使したものまで多種多様であるが、やはり単純で古典的なものほど奥が深く、どこか気品すら感じさせ、そして面白い。   沖縄発祥とされるスルルー釣りも、そんな釣りのひとつだ。 仕掛け自体はフカセ釣りの […]

  • 2021年6月20日

Mink,Minsk,Sakhalinsk

釣りをしていると、思いもかけない出会いをすることがある。 無論、それは人だけではない。 これは、阿寒湖の大島で野生のミンクと遭遇したときの話だ。 ところで、ミンクってどうしてミンクというんだろう。 そんなことを考えながら当時のことを思い返していると、東欧にある […]