- 2021年6月20日
Mink,Minsk,Sakhalinsk
釣りをしていると、思いもかけない出会いをすることがある。 無論、それは人だけではない。 これは、阿寒湖の大島で野生のミンクと遭遇したときの話だ。 ところで、ミンクってどうしてミンクというんだろう。 そんなことを考えながら当時のことを思い返していると、東欧にある […]
釣りをしていると、思いもかけない出会いをすることがある。 無論、それは人だけではない。 これは、阿寒湖の大島で野生のミンクと遭遇したときの話だ。 ところで、ミンクってどうしてミンクというんだろう。 そんなことを考えながら当時のことを思い返していると、東欧にある […]
北海道でルアーフィッシングをしていると、しばしば招かれざる獲物と遭遇することがある。 銀鱗を輝かせながら、特徴的な尖った吻の口でサッとルアーを掻っ攫っていき、適当にリリースされても颯爽と湖に帰って行く。 如何にも外道然とした魚。それがウグイである。   […]
みなさんは、メジナを食べたことがあるでしょうか。 磯釣りや船釣りでは、馴染みの深い魚でしょう。 関東ではあまり好まれませんが、地方によってはスーパーの魚売り場でも丸のままで売られている、ごく一般的な食用魚です。 磯魚は独特の臭いが嫌われる。 メジ […]
朱鞠内湖のイトウ釣りにおいて、釣果として満足できるイトウの大きさはどのくらいだろうか。 「おい、君。大きさじゃないんだぞ。」 と恰好の良い言葉を吐けたらいいのですが、それは人生で余程たくさんの魚を釣ってきた人か、道の極致に達した達人でもない限り難しいでことしょ […]
午前中は降り続いた雨が止んだ、六月のある午後。 ふと窓の外に目をやると、職場から望む東京湾に浮かぶ雲も、すっかり夏の様相を呈している。 今年の春は、北海道への釣りに行けずに儚く過ぎ去っていった。 そんな最近の心境を、一筆認めたくなった。 春はトラウトフィッ […]
釣りにはさまざまなジンクスや定説があるが、朱鞠内湖では「最初に渡船を降りた場所が釣れる」と、まことしやかに囁かれているものがある。 これは、数々の苦難とともに、私が身をもって証明してしまった事実である。 二〇一九年の春、珍しく目ぼしいポイントには […]
朱鞠内湖にはハッスル岬と呼ばれる場所がある。 個性的な掛け声をする格闘家がここで釣りをしたことから、その呼び名が付いたそうなのだが、この岬にはさらに“Fujita Stump”と呼ばれている(というよりは勝手に呼んでいる)ポイントがある。 “St […]
今日の目的地はnamako2という場所に決まった。 おそらく前浜からは結構遠かったはずだ。 正直この寒さの中を長時間渡船で風を切ることになるなんて、あまり喜ばしい事態ではない。 そんな事を思いながら今朝も数人の釣り人達と同舟して出航する。 去年、初めてのイトウ […]
朱鞠内湖の朝は早い。 身支度を整えて湖岸の漁協へ降りて行くと、既に数人の釣り人達が集まっていた。 漁協で渡船の希望場所を聞かれるも、Mさんに選定を任せるつもりだったのでその旨を伝える。 「え、Mさん来てるんですか?!」 やはり有名人のようだ。無理もない。 この […]
出発の日の朝は今や住み慣れた常滑の古いワンルームにいつもと変わらず訪れた。 窓の外では慌ただしく出社してゆく同僚のものと思わしきヒールの音が響いている。 この日を待ち焦がれて五月の大型連休の仕事を乗り切ったのだ。 世間にとっての連休の終わりが、即ち我が休暇の始 […]