TAG

朱鞠内湖

  • 2022年5月25日

朱鞠内湖で婚姻色のイトウを釣ること

イトウは在来の日本産サケ科魚類のなかでは唯一、春に産卵をおこなうことで知られている。 春の訪れがまだ先に感じられる北の大地で雪解けが始まる頃。 朱鞠内湖のイトウたちは生まれ育った流入河川の源流域へ遡上し、生命を繋ぐために自らの存在意義をかけた繁殖という一大事業 […]

  • 2022年5月24日

釣り人をダメにする椅子。

もう何年も前のことになりますが、「人間をダメにするソファ」や「人をダメにするクッション」なる俗称の商品が、北海道の某家具メーカーや某無印系ファブリックブランドなどから発売されており、一時期は人気を博していたと思います。 一度座ると立ち上がれない快適性を謳ってそ […]

  • 2022年5月22日

アームチェア・フィッシャーからの脱却。

僕が勤め先の業績不振により釣りに行けなくなってから、早くも三年目を迎えた今年の四月。 また今年も、春の朱鞠内にイトウを釣りに行くことは叶わないのかもしれない。 でも、我慢はいい加減もう限界だ。 そんな悶々とした日々が長く続いていた。 なかでも今春に北海道へ遠征 […]

  • 2021年7月15日

朱鞠内湖におけるイトウのルアーフィッシング―おすすめ実績ルアーBEST7を紹介―

朱鞠内湖でイトウのルアーフィッシングに挑戦してみたいという方の中には、ルアー選びで悩まれる人も多いのではないでしょうか。 膨大な数のルアーの中から、これぞというものを見極めるのは難しいですよね。 私も過去には同じことで試行錯誤した経験があり、最初の一匹と巡り合 […]

  • 2021年7月9日

朱鞠内湖のイトウ放流活動と個体群の遺伝的多様性

朱鞠内湖ではイトウに遊漁を永続的に楽しむことができるように、遡上河川の魚道を管理したり、シングルバーブレスフックの使用を義務付ける遊漁規則を設けたりするなどの様々な保全活動がおこなわれています。 その中のひとつとしてイトウの放流活動もあります。 最近ではその効 […]

  • 2021年6月12日

二人のUGUI KILLER

北海道でルアーフィッシングをしていると、しばしば招かれざる獲物と遭遇することがある。 銀鱗を輝かせながら、特徴的な尖った吻の口でサッとルアーを掻っ攫っていき、適当にリリースされても颯爽と湖に帰って行く。 如何にも外道然とした魚。それがウグイである。   […]

  • 2021年6月10日

朱鞠内湖で釣って満足できるイトウの大きさ。

朱鞠内湖のイトウ釣りにおいて、釣果として満足できるイトウの大きさはどのくらいだろうか。 「おい、君。大きさじゃないんだぞ。」 と恰好の良い言葉を吐けたらいいのですが、それは人生で余程たくさんの魚を釣ってきた人か、道の極致に達した達人でもない限り難しいでことしょ […]

  • 2021年6月9日

釣りに行けない儚く過ぎた春。

午前中は降り続いた雨が止んだ、六月のある午後。 ふと窓の外に目をやると、職場から望む東京湾に浮かぶ雲も、すっかり夏の様相を呈している。 今年の春は、北海道への釣りに行けずに儚く過ぎ去っていった。 そんな最近の心境を、一筆認めたくなった。   春はトラウトフィッ […]

  • 2021年6月8日

藤原島の徒労

釣りにはさまざまなジンクスや定説があるが、朱鞠内湖では「最初に渡船を降りた場所が釣れる」と、まことしやかに囁かれているものがある。 これは、数々の苦難とともに、私が身をもって証明してしまった事実である。   二〇一九年の春、珍しく目ぼしいポイントには […]

  • 2021年6月7日

Fujita Stumpの奇蹟

朱鞠内湖にはハッスル岬と呼ばれる場所がある。 個性的な掛け声をする格闘家がここで釣りをしたことから、その呼び名が付いたそうなのだが、この岬にはさらに“Fujita Stump”と呼ばれている(というよりは勝手に呼んでいる)ポイントがある。   “St […]